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神様ゲーム -麻耶雄嵩- [本]

ぼくの住む町で、連続して意味ありげな猫の殺害事件が発生。
ぼくは同級生と結成していた探偵団で犯人捜しを始めることにした。

そんなとき、転入してきたばかりのクラスメイト鈴木君は
「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ」って言うんだ。

嘘つき?それとも何かのゲーム?

その数日後、ぼくたちは探偵団の本部として使っていた古い屋敷で
死体を発見する。
猫殺しがついに殺人を!?

ぼくは「神様」に真実を教えてほしいとお願いをしたんだ。
その真実はぼくにとって最悪と思っていた真実よりも最悪で。

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最後の最後で、えーーーー!!ってなった小説。
最後にこうなったら、誰でもよかったやんと。

いやいや、自分の想像が乏しくて、何か抜けてるんかもと思い、
ネットでネタバレを躊躇することなく読んでみた。

ほんなら、自分の疑問を解決してくれる内容はどこにもなかった。
読んだ人は、どうやって自分を納得させたんやろ。

[この小説の目次]
誕生日・・・7
神様・・・・18
犯人・・・・39
天誅・・・・75
英樹・・・・93
死・・・・・123
英樹・・・・142
天誅・・・・165
犯人・・・・176
神様・・・・193
誕生日・・・204

構成はめちゃくちゃ面白かった。
同じ目次が巡ってきても、中身は全然違う。
こういうの、大好き。






神様ゲーム (講談社文庫)

神様ゲーム (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/07/15
  • メディア: Kindle版





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