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螺旋の手術室 -知念実希人- [本]

純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、
手術中に不可解な死を遂げた。

彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。
二つの死の繋がりとは。

大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。
父・真也の死に疑問を感じた裕也は、
同じ医師として調査を始めるが。

「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、
慟哭の医療ミステリー。

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ただの医療ミステリーではないと思ったほど、
いろんな登場人物が出てきて、みんな繋がってそうで
繋がってなくて、最後までどうなるかほんまわからんかった。

最後に全てが繋がった時、身内が絡むと完全犯罪は可能よな、
なんて思ったりもしたけど、犯罪を犯した理由を知ると、
そう簡単な物語でもないねんなと感心した。

犯人は一体誰?と言うよりは、
この物語の中心でもある家族の話の内容が面白かった。








螺旋の手術室 (新潮文庫)

螺旋の手術室 (新潮文庫)

  • 作者: 知念 実希人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/09/28
  • メディア: 文庫



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