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湯を沸かすほどの熱い愛 -中野量太監督- [テレビ]

銭湯「幸の湯」を営む幸野家。
しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。
母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、
パートをしながら、娘を育てていた。
そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。
その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。

家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる
気が優しすぎる娘を独り立ちさせる
娘をある人に会わせる

その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、
彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。
そして家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意する。

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ラストで号泣する作品は山ほどあった。
でも、ラストどころから、中盤、その前から
事あるごとに大号泣した映画は珍しい。

ずっと泣いてた。
「家族の愛」の一言では語れへんぐらい、
内容が濃かった。

こんなに強いお母ちゃん、宮沢りえの演技に感動しまくり。
他にも、子役とかみんな上手で。

探偵・滝本の終盤に放ったセリフが一番心に残った。

「あの人のためならなんでもしてあげたいと思う。
それは、その何倍もしてもらっているから。」
みたいな事を言ってた。

普通の言葉でその通りやねんけど一番心に残った。

ほんで、ラストの銭湯からの赤い煙。
家族の愛を感じた。





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