チーム －堂場瞬一－

箱根駅伝出場を逃した大学のなかから、
予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。

究極のチームスポーツといわれる駅伝で、
いわば【敗者の寄せ集め】の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。


以前に箱根駅伝を題材にした「風が強く吹いている　－三浦しをん－」の本を読み
めっさ感動して、ますます箱根駅伝が好きになった。

おまけに、今まで読んだ文庫本の中で一番好きな本に出会えた！！って
ブログに書いた事がある。

ほんで、この本も箱根駅伝を題材にした本やねんけど、
これは「学連選抜」を主に書いている。

同じ箱根駅伝の小説でも、題材が違うくて、内容が似てそうで似てなくて
オモローやった。

チームプレーと個人主義。
２つの葛藤が前面に出てて、大学で出場するのと、
大学代表の個人で出場するのとの気持ちの違いや、目標もさまざま。

１位を目指す・自分のタイムの新記録を目指す・箱根駅伝の思い出作り、
想う気持ちはバラバラでも、最後には人間的にみんな成長してる。

『敗れた強者』、恐るべしやなと思った！！

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コメント 3

私がいつも疑問に思っていた学生選抜
以前、何の本か覚えてませんが
なんでそこに参加するのか？って言う事を書いた物を
読んだことが有ります
でも・・・やっぱり学生選抜って必要なのか？？
by くまら (2012-03-01 22:55) 

箱根駅伝好きなので、この本読んでみます～
by なかせ (2012-03-02 13:20) 

くまらさん

確かに、学連選抜を入れる・入れないは、今も永遠のテーマ
らしいです。
でも、うちは必要でいいと思います。
だって、最後の最後でチャンスがまだ残されているのって、
ほんまにがんばる糧になると思います。


なかせさん

はい、ぜひ読んでみて下さい！！


by ぷち (2012-03-04 18:53)