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コシノジュンコ 原点から現点 -あべのハルカス美術館- [美術・芸術]

画家を目指した高校時代、激動の時代の日本を、
友人達と切磋琢磨し世界へと飛び出した60~70年代、
“対極”という私自身の体験から生まれたデザインコンセプトとの出会い、
ゆるぎない独創的意思の表現はコシノジュンコのデザインの美の原点でした。

人との出会い、新たなモノ・コトへの挑戦、
デザイナーとしての原点が、現点から未来へと続きます。

コシノジュンコ 原点から現点01.jpgコシノジュンコ 原点から現点02.jpg


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めちゃくちゃよかった。
めちゃくちゃかっこよかった。

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コシノジュンコ 原点から現点05.jpgコシノジュンコ 原点から現点06.jpg


「原点から現点」のタイトルからしてかっこいい。
本展でそれがすごい伝わった。

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とにかくデザインがどれも素敵。
いろんな衣装が展示されてるねんけど、
昔のファッションでも今もかっこいいと思える。

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コシノジュンコ 原点から現点11.jpgコシノジュンコ 原点から現点13.jpg


こんなん普段着れへんやんと思うファッションでも、
見入ってしまう存在感。

コシノジュンコ 原点から現点12.jpgコシノジュンコ 原点から現点14.jpg


ファッションショーの映像も流れててんけど、
空気が入れば膨らむデザインの衣装で、
モデルが、バレリーナのクルクル回転するような状態で登場とか、
見せ方も美しくて、モデル歩きの出方しか見たことなかったから、
それだけで感動した。

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コシノジュンコ 原点から現点19.jpgコシノジュンコ 原点から現点20.jpg


衣装を作るだけじゃなく、見せ方も素晴らしくて、
いろんな衣装を見ることができた。

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新しいデザインを考え、新しいことに挑戦し、
常に自分を持ってるってすごいなと思った。

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【コシノジュンコ 原点から現点のページ】
https://www.aham.jp/exhibition/past/junkokoshino/







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ゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪> -嵯峨嵐山文華館- [美術・芸術]

江戸で大流行した浮世絵には、
版画の他に絵師が直接筆をとって描いた
「肉筆浮世絵」と呼ばれるものが存在します。

葛飾北斎の手による<大天狗図>や<端午の節句図>などの
肉筆浮世絵の秀作と、
歌川広重の傑作<東海道五十三次>の全作品を一挙公開します。

嵯峨嵐山文華館.jpgゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>10.jpg


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引き続き、福田美術館を出て、
第2会場である嵯峨嵐山文華館に行ってきた。

「85歳にしてこの衰え知らずの描写力」とあり。
葛飾北斎すごすぎ。
普通、手とか震える年齢やで。

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その他、美しい女性、着物の柄まで綺麗で、
裾のダボ付いてるところの皺とかもリアルで。

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ゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>14.jpgゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>15.jpg


東海道五十三次の作品もあって、
そうそう、この渡月橋、渡ってきたよと思ったり。

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こうやっていろんな作品が残ってるのは素晴らしい。
昔の人は・・・と勉強になる。

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【嵯峨嵐山文華館の本展のページ】
https://www.samac.jp/exhibition/detail.php?id=29







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ゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪> -福田美術館- [美術・芸術]

俵屋宗達、尾形光琳、伊藤若冲、円山応挙など
江戸時代を代表する画家たちの優品に加え、

江戸幕府の御用達グループであった狩野派の重鎮や、
有名画家たちの系譜に連なる知られざる奇才たちの作品が
ずらりと並びます。

福田美術館.jpgゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>01.jpg


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第1会場:福田美術館と第2会場:嵯峨嵐山文華館での合同開催。
まずは、福田美術館に行ってきた。

こういうタイトル大好き。
知識ゼロの私からしたら、行ってみようと言う気になる。

基礎知識や鑑賞ポイント、作品の説明がわかりやすく、
ただ鑑賞するだけじゃなく、もしかしたらこういう想いで描いてたんかな
と思えたり面白かった。

ゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>02.jpgゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>03.jpg


屏風の数え方や掛け軸の説明など、普段素通りするところを
細かい説明があって、勉強になった。
いつまで覚えてるかは不明やけど。

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ゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>06.jpgゼロからわかる江戸絵画<あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪>07.jpg


上手に描いてるなー、だけじゃなく、
楽しく鑑賞することができた。

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【福田美術館の本展のページ】
https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202306012868







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MUCA展 ~バンクシーからカウズまで~ -京セラ美術館- [美術・芸術]

ヨーロッパ最大級のアーバン・アート作品を所蔵する
美術館「MUCA」のコレクションが日本にやってくる!

バンクシーによる日本初上陸の大型彫刻作品や、
カウズの代表作も登場。

また、インベーダー、JR、ヴィルズ、シェパード・フェアリー、
バリー・マッギー、スウーン、オス・ジェメオス、
リチャード・ハンブルトンなど、
国際的に有名なアーティストのキャリアを決定づけた作品も展示されます。

京セラ美術館01.jpg京セラ美術館02.jpg


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バンクシーって絵画だけじゃないねんな。
立体造形の作品もあるねんな。

[BANKSY | バンクシー]
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[SWOON | スウーン]
03スウーン.jpg04スウーン.jpg


[BARRY MCGEE | バリー・マッギー]
05バリー・マッギー.jpg06バリー・マッギー.jpg


[VHILS | ヴィルズ]
07ヴィルズ.jpg08ヴィルズ.jpg


[SHEPARD FAIREY | シェパード・フェアリー]
09シェパード・フェアリー.jpg10シェパード・フェアリー.jpg


[INVADER | インベーダー]
11インベーダー.jpg12インベーダー.jpg


[OS GÊMEOS | オス・ジェメオス]
13オス・ジェメオス.jpg14オス・ジェメオス.jpg


[JR | ジェイアール]
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[RICHARD HAMBLETON | リチャード・ハンブルトン]
16リチャード・ハンブルトン.jpg17リチャード・ハンブルトン.jpg


[KAWS | カウズ]
18カウズ.jpg19カウズ.jpg


現代アーティストのいろんな思いが詰まった作品がたくさん。
個性がすごい。面白かった。

MUCA展 ~バンクシーからカウズまで~.jpg京セラ美術館03.jpg



【MUCA展のサイト】
https://www.mucaexhibition.jp/







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やきもの用語実見展 -寧楽美術館- [美術・芸術]

日本にはやきものを愛するがゆえに生み出された
多くのやきもの用語が存在します。
中にはユーモラスな表現のものも。

本展では、やきものの製作技法や見どころに関する用語を、
実際の事例とともに紹介します。

やきもの鑑賞の楽しみがいっそう深まれば幸いです。

寧楽美術館.jpg

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大昔に趣味を探しに陶芸を数年習ってた時期がある。
本格的ではなく会社帰りにゆるりと通ってた。

その時は、作るのに精一杯で、
何を作ろう、うまく作りたい、で頭がいっぱいで、
陶芸の技法や用語、何焼きなど専門的なことは、
先生に教えてもらうねんけど、すぐに忘れる感じやった。

とにかく出来上がりが嬉しくて、
家に陶器が増えるのも嬉しくて、
それに盛り付けるご飯もまた作るのが楽しくて。

今回、焼き物を見ながら用語の解説があり、
習い事をやめてだいぶ経ってるのに、記憶がよみがえり、
わかりやすくて、面白かった。

やきもの用語実見展.jpg


【寧楽美術館のサイト】
https://www.isuien.or.jp/museum.html

【依水園のサイト】
https://www.isuien.or.jp/index.html







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いぬねこ彩彩 ―東アジアの犬と猫の絵画― -大和文華館- [美術・芸術]

本展観では、中国、朝鮮半島、日本における、
12~20世紀に制作された犬図・猫図を通して、
東アジアにおける多彩な動物画の一様相をご覧いただきます。

各地域の歴史・文化のもとで育まれた犬と猫のモチーフは、
それぞれが独特な趣を備えています。

しかしながら、それらを一堂に集めたとき、
個々のモチーフや表現などに共通するものがあると気づかされます。

大和文華館01.jpg

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二度目の大和文華館。
大和文華館のチケット売り場から、
本館までの道のりが木々に覆われた坂道を登っていくねんけど、
適度な距離で気持ちがいい。

大和文華館02.jpg大和文華館03.jpg


いろんな姿、いろんな表情をした犬と猫がたくさん。
日本人が描く犬や猫の表情とはまた違ってたり、
この表情は世界共通なんやと思うぐらい愛嬌のある猫がいたり。

最近、ツシマヤマネコの写真を見ることがあった。
そこらへんにいる野良猫とは違う、あまり見ない顔で。

ほんでふと思ってんけど、
この展示の猫もこの部類に似てるのが多かった気がする。

犬と猫の背景や、一緒に描かれてるものだけじゃなく、
顔を見てるだけでも、こういう顔もおるんやと思い面白かった。

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【大和文華館のサイト】
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/

【いぬねこ彩彩のページ】
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/inunekosaisai.html







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愛し、恋し、江戸絵画―若冲・北斎・江戸琳派― -細見美術館- [美術・芸術]

二二代古香庵 (細見 實、/細見美術財団前理事長)と妻 有子(現理事長)が
二人三脚で蒐集した江戸絵画を展観します。

先見の明をもって集めた、
伊藤若冲のユニークな作品、葛飾北斎の肉筆美人画、
さらには酒井抱一に始まる洗練された江戸琳派の作品群など、
夫妻のお気に入りを紹介します。

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ここの美術館は全体的に好き。
雰囲気もそうやけど、展示が見やすい。

伊藤若冲の作品は、鶏のイメージがあった。
目が本気で今にも飛びそうな。
色が付いてるものより墨で描かれてる方が雰囲気があって好き。

「糸瓜群虫図」は11匹もの生き物が描きこまれている。
必死で探したけど、11匹も見つけられへんかった。

いろんな作品があって、動物、植物、人物、風景、
たくさん観ることができてよかった。

愛し、恋し、江戸絵画―若冲・北斎・江戸琳派―.jpg


【細見美術館のサイト】
https://www.emuseum.or.jp/







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横山大観・梅原龍三郎展 -山王美術館- [美術・芸術]

2022年9月2日にオープンした美術館。
それはそれは綺麗で、場所もオフィス街にあり。

山王美術館01.jpg山王美術館02.jpg


平日に行ってきたから、広々とした中に私と学芸員の2人だけ。
マイペースに観ることができた。

画材、描き方、モデルなど人それぞれやねんけど、
自分の中で綺麗やとうっとりするものもあれば、
いろいろな作品があった。

梅原龍三郎展は衝撃やった。
独特。
画のタッチというか全体の雰囲気も同じ人が描いたとは思えへんぐらい、
いろんなものを見た感じ。

ほんで、クセになると言うか、
もっと他の作品も観てみたいと思った。

横山大観・梅原龍三郎展.jpg山王美術館03.jpg



【山王美術館のサイト】
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/







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記念切符と古地図展 -コヤノ美術館- [美術・芸術]

駅からちょっと歩くけど、初めてコヤノ美術館に行ってきた。
普通のオフィスビルやねんけど、
アンティーク的な照明とポストの色味がかわいくて。

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電話が設置されていて、そこで鑑賞したい旨伝えたら、
従業員の方が降りてきて。
ちょっとドキドキした。

コヤノ美術館02.jpgコヤノ美術館03.jpg


でも、ザックリと案内されたら、その後は放置。
勝手に帰ってきてしまったけど、よかったやんなとふと思った。

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展示品は、記念切符と古地図。
見るまで記念切手とばかり思いこんでた。

記念切符と古地図展01.jpg記念切符と古地図展02.jpg


鉄道の切符が多いな、水族館や遊園地の切符もある。
切手はどこにあるんやろ。
そこまで思ってもまだ気づいてなくて。

記念切符と古地図展11.jpg記念切符と古地図展12.jpg


その時代では高いのか安いのかの目安も不明やねんけど、
距離にもよるやろうけど、電車の運賃が30円、40円もある。

記念切符と古地図展03.jpg記念切符と古地図展04.jpg


切符のデザインも今の大きさであったとしても、
よく見たら、路線図まで印刷されてたり。

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新幹線も、そうそうこの姿。
今はスタイリッシュになってるけど、
昔はボテッとしてて、でもダサイなんて全く思わんかったけど。

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古地図も、たくさんあった。
紙やのに保存状態もよくて、でもどこがどこやらサッパリ。

記念切符と古地図展07.jpg記念切符と古地図展08.jpg


あと、絹製の地球儀もあって、作った人すごいなと思った。
地球の裏側は自分で見にいかなあかんけど、丈夫そう。

記念切符と古地図展09.jpg記念切符と古地図展10.jpg


他に誰もおらんかったから、もっとゆっくり1枚1枚見ればよかったと
思いながらも、途中まで記念切手を探してる自分もおるし。

昔はこうやってんな、なんて思いながら楽しめた。

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【コヤノ美術館のサイト】
https://koyafron.co.jp/museum/index.html







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みちのく いとしい仏たち -龍谷ミュージアム- [美術・芸術]

江戸時代、全国の寺院では、
上方や江戸で造られた金色に輝く立派な仏像が、
ご本尊として安置されました。

一方、小さなお堂や祠、民家の仏壇や神棚などには、
その土地の大工さんやお坊さんたちの手による、
素朴でユニークな仏像・神像がまつられ、
人々に大切に護られてきました。

この展覧会では、青森・岩手・秋田の3県に伝わった
約130点の仏像・神像をご紹介します。

みちのくの厳しい風土の中、
人々の暮らしにそっと寄り添ってきた、やさしく、いとしい仏たちの、
魅力あふれる造形をご覧ください。

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龍谷ミュージアム02.jpg龍谷ミュージアム01.jpg


心からほっこりした。
行ってよかった。面白かった。

いろんな仏像・神像がある中、垢抜けてない顔がズラリ。
でもその顔はニコニコ笑顔なものもある。
笑顔を見ると、こっちもニヤッとしてしまう。

怖い顔でも、手に持ってたであろうものが取れて無くなってて、
手ぶらで怒ってるみたいな。

大黒天像は持ってる袋がぺっちゃんこやったり、
恵比寿像は、抱えてる鯛の尻尾がめちゃくちゃ大きかったり。

ずっと見てたら、笑かしてくれてるような、安心感があった。
その時代、仏像・神像にすがりつくしかない時、
話を聞いてくれるなら、笑顔で寄り添ってくれる方がいい。
作り手も辛い経験をしているからこそ、気持ちがわかる。
なんて心の優しい人たちが彫ってるんやろ。

展示の説明書きも面白く惹きこまれるような書き方をしてたのも、
面白さ倍増になったし、
スクリーンで15分上映の映像があり、それもわかりやすく
「みちのく いとしい仏たち」の意味が伝わった。

みちのく いとしい仏たち.jpg


【みちのく いとしい仏たちのサイト】
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2023/michinoku/







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