SSブログ

君の膵臓をたべたい -住野よる- [本]

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。
タイトルは「共病文庫」。

それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、
秘密の日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、
もういくばくもないと書かれていて。

病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、
終わりから始まる物語。
              amazonより

**************************************

最後は、号泣やった。
にしても、結末が衝撃やった。
でも、事前にこういう事には触れてたから、
やっぱり号泣の方が勝った。

読むまでは、恋愛小説かと思ったけど、
自分が思うのとは違うかった。
何なら、児童文学でもいいんちゃう?って思った。

2人の距離感よりも、山内桜良が主人公を連れ出し、
どんどん主人公が変わっていく様がすごくよかった。

山内桜良は教師になるのが夢と語っていたけど、
周りに興味をもたない主人公を変えさせたのは、
すごいなと思った。

余命〇年とかになっても、
必ずその病気で亡くなるとは限らへん。

それが一番衝撃やった。







nice!(24)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 24

コメント 2

トレンダー櫻井

私も読みました!印象的だったのは主人公と山内桜良が旅行中に出会った女の子に対して二人の関係を答える「違うよ。仲良しだよ」のセリフです!
by トレンダー櫻井 (2020-11-26 05:59) 

ぷち

トレンダー櫻井さん

山内桜良だったら、そうだよ、と恋人と認める発言をしても、
私はそのまま違和感なくスルーしてたと思います。
by ぷち (2020-11-29 19:50) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。