SSブログ

ヒポクラテスの憂鬱 -中山七里- [本]

埼玉県警のホームページの掲示板に
<修正者(コレクター)>を名乗る書き込みがあった。

今後、県下で起きる自然死・事故死に
企みがないかどうか見極めろという。

同日のアイドルの転落死にも言及したため、
県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は
再捜査と遺体の解剖に臨んだ。

結果、炙り出されたアイドルの秘密と
司法解剖制度の脆弱さとは?

シリーズ第二弾。

ヒポクラテスの憂鬱 -中山七里-.jpg

**************************************

安定の面白さ。
1話1話完結で、これだけでも面白いのに、
最初から最後まで全部繋がってて、
最後には本当の犯人が出てくる。

これはすごい。
理由もめちゃくちゃではなく、ちゃんと納得できるもので、
読んでても、最後にどういうこと?てなることが全くない。

今回は、第一弾に比べ解剖ばっかりがメインではなく、
犯人が近くにいたという衝撃で、この人、普通に出てきてたのに、
こんな人でも犯人になるんやと、文章マジックにかかった。

近くにいるからこそ、
全てお見通しってところもあるからね。













nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 16

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。