RRR（アールアールアール）

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。
大義のため英国政府の警察となるラーマ。

熱い思いを胸に秘めた男たちが“運命”に導かれて出会い、
唯一無二の親友となる。

しかし、ある事件をきっかけに、
それぞれの“宿命”に切り裂かれる2人は
やがて究極の選択を迫られることに。

彼らが選ぶのは　友情か？使命か？

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さすがインド映画。
上映時間は安定の185分。
途中で席を立ちたくないから、一滴も水分取れへんかったわ。

面白いって聞いてるだけで内容は全く調べることなく観た。
3時間があっちゅう間、とは言わへんけど、
一切睡魔に襲われることはなかった。

途中からだんだん面白くなる映画ではなく、
最初から釘付けになる映画。

英国軍にさらわれる少女の映像からはじまる。
この子を助ける話の展開になるとか、そんな想像ができひんぐらい、
次はまた別の場面へと切り替わる。

登場したのがラーマ。強すぎる。
この人が主人公かな、それならここで消える訳ないよな、
でも、こんな状況で大丈夫なん、みたいな。

この戦うシーンが迫力があって、
普通なら、そんなアホなってなるところやけど、
それが違和感なく観れるのがすごい。

その後の展開で、話がだんだんとわかってくるねんけど、
ビームとラーマ、2人は敵対同士やのにお互い姿を隠してるから
親友になってしまう。

2人の出会いや親友になる過程が丁寧に作りこまれてるから、
これだけでも観ごたえがある。

他の映画であれば、適度に出会い、最終的に対決し、終了。
みたいな感じになると思うけど、インド映画は違う。

どの場面でも1つ1つテーマがあるかのように、
1つの映画やのに何本もの作品をみせられてる感がある。

2人の関係も親友から敵となり、戦うことになる。
もっと悪い人間は他にいるのに。

interval

えー、何この観ごたえ。
ほんまはここで休憩とが入るんかな。
館内は真っ暗なままですぐに続きが始まった。

これからどうなるの、2人の行方は。
その後、4作品目かってぐらい内容が展開していく。

そして、ここへ来てラーマの幼少期へと移っていく。
6作品目かなってぐらいのこれまた重要で濃い話。
やっとラーマがなんで警察官になってるのかを知る。

更に話は進み、クライマックスへ。
いやいや、こんなん文章では説明できひんわ。
観た人じゃないとこのすごさはわからへん。

でも、この映画で気づかされたことがある。
・映画館で観る意味を知った。
・CGはこういう映画に適している。
・歌やダンスが急に入ってきても違和感がない。

さらに、この映画だけで言えば、
海の中を走ってても真剣に観れるし、
1週間ご飯抜きで筋トレできるのも気にならへん。

初めてもう一回映画館で観たいと思える作品に出会えた。
ほんまに面白かった。


【RRRのサイト】
https://rrr-movie.jp/

コメント 4

3時間という長さも感じさせない映画とは、よほど面白いんですね。
一つ一つの過程が丁寧に作りこまれてるから、入り込めるし
クライマックスの感動（？）に繋がっていくんですね。
by ミィ (2023-04-13 18:42) 

（ぷちさんにとって）歴史的な凄い体験されましたね。
良かったですね。
そんなに良い映画なの？
見てみたいかもー？
でも「３時間」かぁぁ。。

by 向日葵 (2023-04-14 03:10) 

リンクの紹介画像見ました！
ほんまに海の中、走ってるし～(^▽^;)
3時間越えでも、最初から釘付けとは凄いなぁ。
映画館行きたくなってきてわ～！
by よーちゃん (2023-04-14 14:07) 

ミィさん

中間地点で、やっと半分？って思うことはありましたが、
最後まで観たら、よかった、面白かったの感想しかなかったです。
全部言いたいことを伝えてくれるのは私には合ってると思いました。


向日葵さん

人それぞれ好みがあると思いますが、私は面白かったです。
でも、3時間です。
もし観ることがあれば水分は控えめに。


よーちゃんさん

インド映画の紹介画像は、3時間の映画を思えば一瞬どころか、
何をメインに紹介したらいいのか作り手も難しいやろうなと
勝手に思ってしまします。
これは観る価値あります。機会があれば是非。

by ぷち (2023-04-15 21:58)