修理のあとにエトセトラ -中之島香雪美術館- [美術・芸術]
これ、面白かった。
いつもは、誰かが描いたとか作ったとかの作品を、
へーすごい、なんて思いながら観てるだけやった。
今回は、作品の修理について。
作品なんて、管理は温度や湿度、環境が大事で、
丁寧には扱われてるイメージやけど、経年劣化は仕方がないと思ってた。
もちろん建物は崩壊したら大変やから、修復は重要やけど、
昔から残っているものは、そのままが歴史やと思ってた。
でも、以前に外国でキリストやったか、修復してたら、
別人になってたみたいなのがニュースになってた気がする。
今でもあの顔を思い出せるぐらい、綺麗な別人ではなく、
笑ってしまう別人になってた。
この企画展を観て、修理がいかに手間暇かかってて、
手先が器用はもちろんやけど、忍耐も必要やなと思った。
同じ作業を、数ミリずつみたいな。
私やったら、すぐにイライラすると思うし、
ベリベリ強引に剥がして、うわっとかなってそう。
修理のイメージは、作品の汚れを取ったり、
ザックリしたイメージしか思いつかへんかった。
でも、作品は絵画だけじゃない、和紙だけじゃないんやと。
彫刻、兜、漆工品、刀剣など。
掛け軸なんて、100年経ったあとのことも考えて、
100年先の未来へと作品を伝えるため、
きっと修理が行われることを祈って修理されてる。
この修理がなければ、美術展に行ってもこんな綺麗な状態で
観れることなんてなかったんかなと。
いつも何も考えずに、へーなんて思いながら観てたけど、
ちょっと作品の見方が変わった。
【中之島香雪美術館のサイト】
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
【修理のあとにエトセトラのページ】
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/__trashed-2-2/
いつもは、誰かが描いたとか作ったとかの作品を、
へーすごい、なんて思いながら観てるだけやった。
今回は、作品の修理について。
作品なんて、管理は温度や湿度、環境が大事で、
丁寧には扱われてるイメージやけど、経年劣化は仕方がないと思ってた。
もちろん建物は崩壊したら大変やから、修復は重要やけど、
昔から残っているものは、そのままが歴史やと思ってた。
でも、以前に外国でキリストやったか、修復してたら、
別人になってたみたいなのがニュースになってた気がする。
今でもあの顔を思い出せるぐらい、綺麗な別人ではなく、
笑ってしまう別人になってた。
この企画展を観て、修理がいかに手間暇かかってて、
手先が器用はもちろんやけど、忍耐も必要やなと思った。
同じ作業を、数ミリずつみたいな。
私やったら、すぐにイライラすると思うし、
ベリベリ強引に剥がして、うわっとかなってそう。
修理のイメージは、作品の汚れを取ったり、
ザックリしたイメージしか思いつかへんかった。
でも、作品は絵画だけじゃない、和紙だけじゃないんやと。
彫刻、兜、漆工品、刀剣など。
掛け軸なんて、100年経ったあとのことも考えて、
100年先の未来へと作品を伝えるため、
きっと修理が行われることを祈って修理されてる。
この修理がなければ、美術展に行ってもこんな綺麗な状態で
観れることなんてなかったんかなと。
いつも何も考えずに、へーなんて思いながら観てたけど、
ちょっと作品の見方が変わった。
【中之島香雪美術館のサイト】
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
【修理のあとにエトセトラのページ】
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/__trashed-2-2/
復元の作業は難しいんでやすよね。
通常、選ばれた優秀な人材にしかやらせてもらえない。
別人のようになってしまったキリストを復元した件は、明らかに人材ミスでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-04-30 11:22)
ぼんぼちぼちぼちさん
「技術者は、糊を炊くことから修行を始め、何十種類もの紙の用途や、それぞれに適した糊の濃度を学んでいきます。」
ともありました。
本当に選ばれた優秀な人材でしかできないのでしょうね。
キリストを復元した件は、もうその人が新たに描いたみたいなもんですよね。
by ぷち (2023-04-30 19:39)