荒木経惟 花人生展 －何必館・京都現代美術館－

アラーキー。
写真家とは知ってたけど、被写体は女性ばかりと思ってた。




まさかこんな美しいたくさんの花を見れるなんて。
モノクロでも、艶やかで存在感がすごい。
光と影のコントラストも綺麗。

枯れた花が入ってる花瓶の水は、
今まさに入れ替えられたような美味しそうな水やったり、
ドライフラワーやねんけど、生き生きとしてたり。

カラー写真も、花は綺麗やのに背景まで綺麗やったり。
ポラロイドカメラで撮られた写真も山ほど飾られてるねんけど、
花、葉っぱ、花瓶、影、背景、全体、いろんな撮られ方をしてて、
カメラってたくさんの可能性があるなと思った。

いろんな発見があって面白かった。





【何必館・京都現代美術館のサイト】
http://www.kahitsukan.or.jp/

【荒木経惟 花人生展のページ】
http://www.kahitsukan.or.jp/arakinobuyoshi/index2023.html

コメント 2

そうそう、アラーキーって、あえて猥雑さを前面に押し出したヌード作品が有名だけど、モノクロの花の写真も素晴らしいんでやすよね！
テーブルに散らした花弁の分量とか、構図とか、カンペキ！って、感嘆しやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-07-24 13:30) 

ぼんぼちぼちぼちさん

すごい、私も同じこと思いました。
ヌード作品ばっかりのイメージでしたが、
初めてモノクロ写真を見た時、釘付けになりかなり足を止めて鑑賞していました。
構図とか私は無知ですが、あの空間、全ての位置が美しくて
アラーキーってすごい人やねんなと思いました。

あと、関係ないですが「猥雑」という言葉を初めて知りました。
今後、いつ使うかは不明ですが、
こういう意味を2文字で表現できること、勉強になりました。

by ぷち (2023-07-26 18:50)