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みちのく いとしい仏たち -龍谷ミュージアム- [美術・芸術]

江戸時代、全国の寺院では、
上方や江戸で造られた金色に輝く立派な仏像が、
ご本尊として安置されました。

一方、小さなお堂や祠、民家の仏壇や神棚などには、
その土地の大工さんやお坊さんたちの手による、
素朴でユニークな仏像・神像がまつられ、
人々に大切に護られてきました。

この展覧会では、青森・岩手・秋田の3県に伝わった
約130点の仏像・神像をご紹介します。

みちのくの厳しい風土の中、
人々の暮らしにそっと寄り添ってきた、やさしく、いとしい仏たちの、
魅力あふれる造形をご覧ください。

みちのく いとしい仏たち01.jpg

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龍谷ミュージアム02.jpg龍谷ミュージアム01.jpg


心からほっこりした。
行ってよかった。面白かった。

いろんな仏像・神像がある中、垢抜けてない顔がズラリ。
でもその顔はニコニコ笑顔なものもある。
笑顔を見ると、こっちもニヤッとしてしまう。

怖い顔でも、手に持ってたであろうものが取れて無くなってて、
手ぶらで怒ってるみたいな。

大黒天像は持ってる袋がぺっちゃんこやったり、
恵比寿像は、抱えてる鯛の尻尾がめちゃくちゃ大きかったり。

ずっと見てたら、笑かしてくれてるような、安心感があった。
その時代、仏像・神像にすがりつくしかない時、
話を聞いてくれるなら、笑顔で寄り添ってくれる方がいい。
作り手も辛い経験をしているからこそ、気持ちがわかる。
なんて心の優しい人たちが彫ってるんやろ。

展示の説明書きも面白く惹きこまれるような書き方をしてたのも、
面白さ倍増になったし、
スクリーンで15分上映の映像があり、それもわかりやすく
「みちのく いとしい仏たち」の意味が伝わった。

みちのく いとしい仏たち.jpg


【みちのく いとしい仏たちのサイト】
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2023/michinoku/







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ぼんぼちぼちぼち

チラシの仏像、ユーモラスで温もりを感じやすー!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-10-14 14:53) 

ぷち

ぼんぼちぼちぼちさん

ですよね、生で観てきました。
三等身ぐらいで、触れてもいいのなら抱きしめたいぐらい、
かわいかったです。

by ぷち (2023-10-14 20:20) 

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